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あたらしやさんから「元日の朝に弓引きと言う行事が行われますので、是非皆さんでご覧になってください」と教えていただきました。私、今まで正月に常神に来たことなどありませんおで、この行事の事は知りませんでした。
「弓引き」は元日の8:30頃、小西屋さん本館横にある、小さな祠で行われます。ソテツの近くと言えば、だいたいの場所が解る人もいるのでは無いでしょうか。 以下、「弓引き」の説明については、あたらしやさんの説明に加え、小西屋さんのHP等を参考、一部引用させていただきます。 「弓引き」は常神地区の大漁、そして繁栄を祈願する伝統行事(神事)です。村の男性達によって執り行われるのですが、地区の各家(40軒ほど)が輪番で主役を務めます。つまり主役は一生に一度しか回ってきません。故に主役の方々は真剣そのもの。緊張感が周りで見ている我々にも伝わって来ます。 尚、主役の方々は写真のように、裃を着用されます(正装です!) 先ず1人の方が弓矢の所に。そして的に向かって右手に座した方(写真1)の、「悪事あ(厄事)災難、悪かるものはこの山からあちらの山へ射払ら・・・」の声を合図に、1本の矢を山の方に向け放ちます(写真2) これは言葉の通り、遠くへ飛ぶ程吉とされているそうです。今年は見事、遠くに飛びました! 続いてもう1人の方が弓矢の所に。2人同時に弓を構えます(写真3) そして「福徳幸、四方のうくず(うろこ)、この黒星に止まったり・・・」の声を合図に、2人が的に向け2本ずつ矢を放ちます(写真4) これは的に、特に黒丸部分に当たると吉、矢が突き刺さるとなお吉とされているそうです。今年は・・・すみません、カメラのファインダーを覗いていたので、今ひとつわかりませんでした。1本は的の外ではありますが、突き刺さっておりました。 この後、子供が4本の矢を拾いに走ります。矢を拾ったら吉なんでしょう。今回は1人の子しかダッシュしなかったので、1人で4本ゲット(その後配っていたようです) 短い時間でしたが、素晴らしい伝統行事でした。 まだまだ私の知らない常神がいっぱいあるようです。
by tobeplanning
| 2007-01-02 01:01
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